NMN（ニコチンアミドモノヌクレオチド）はもともとあらゆる生物に存在する物質です。本来は生体内でも生成されていますが、加齢に伴うNMN生成能力の低下により、「細胞核の損傷」や「ミトコンドリアの活性低下」が進むと考えられています。
野菜やフルーツにも含まれており食事から摂取することも出来ますが、加齢によって体内の合成量が落ちてしまうと、食事からの補給だけでは必要量を補えなくなるとされています。

健康寿命をのばす「夢の遺伝子」と呼ばれるサーチュイン遺伝子（長寿遺伝子、若返り遺伝子とも呼ばれています）は通常は機能しておらず、眠っている状態です。このサーチュイン遺伝子を活性化させるのに必要なのがNMNなのです。

老化に伴う身体機能を補正する予防薬としてNMNの有用性の研究が各国で行われています。現在までに血糖値の正常化、アルツハイマー病やパーキンソン症の改善効果、エネルギー代謝向上、（脳や心臓などの）細胞死の抑制、神経細胞や免疫細胞の賦活化（活力を与えること）、動脈硬化や糖尿病の予防、活性酸素の除去、ミトコンドリアの機能向上などの研究結果が報告されています。老化を鈍らせ、体内細胞を若返らせて健康寿命が伸びると言われているのです。

現在、NMNはサプリメントや健康食品が主流ですが、私たちはより手軽に化粧品でNMNの効果を発揮できないかと考え、安定的に化粧品にNMNを配合するための研究を開始しました。

独自のナノテクノロジーによりプラチナをナノコロイド化する過程において、ヒト幹細胞エキスでコーティングしたオリジナル原料です。Pt.ナノヒト幹細胞エキスは核となる白金ナノコロイドとヒト幹細胞エキスが電荷的に結合しています。肌荒れ、炎症等のトラブルは肌のイオンのバランスの乱れから生じます。その乱れに対し、ヒト幹細胞エキスが徐放し、トラブルを鎮めます。

白金ナノコロイドは浸透性が高く、タンパク質への吸着性に優れているため角質細胞の間を埋め、角質間脂質（セラミド）を安定化させることにより、水分を蒸散させないようにする働きと、バリア機能を高める働きで外部の刺激から肌を守ります。
エキスがナノ化されているため浸透力に優れ、細胞のレセプターと結びつきやすく、ヒト幹細胞培養液エキスに含まれる成長因子の働きを最大限に引き出すものと考えています。